タバコを吸いたい!【禁煙による禁断症状】
ニコチンの離脱症状は最後に喫煙してから約30分で現れ始め、タバコが吸いたいという禁断症状が出ます。
一日中タバコの事しか考えられなくなる
禁煙開始後、ニコチンが体から完全に抜けるまで48~72時間(2日~3日)かかります。そのため、禁煙開始から3日目まで、タバコを吸いたい欲求を我慢するのが大変だと言われています。
一日中、頭の中がタバコのことで一杯になり、寝ても覚めてもタバコのことばかり考えてしまいます。
特に3日目が「タバコを吸いたい」という気持ちが強く出るため、この日をクリアできるかどうかが禁煙の最初で最大の山場だと言えます。
タバコに関わらない生活環境をつくる
禁煙開始と同時にタバコやライター、灰皿などの喫煙具は全て処分しましょう。taspo(タスポ)を持っている方は忘れずに一緒に処分します。 そして、周囲の人に禁煙していることを宣言しましょう。
禁煙を開始してからすぐの時期はなるべく
・喫煙者やタバコの煙に近寄らない
・タバコを買える場所に近づかない
などを徹底するようにしましょう。
アルコールが入ると気が緩んで禁煙に失敗してしまう事が多いので、禁煙を始めてから暫くの間は飲みに行くのを控えましょう。
行動パターンを変える
普段の生活と喫煙が無意識のうちに繋がってパターン化されています。例えば、
・朝起きてまず最初にタバコに手が伸びる
・コーヒーを飲みながらタバコを吸う
・食後すぐにタバコを吸う
など、タバコを吸おうと考えることなく、無意識のうちに自然にタバコに手が伸びる場面が日常生活の中で多々あると思います。まずは喫煙と結びついている生活行動パターンを変えてみましょう。
・朝の行動(洗顔・歯磨き・朝食・散歩など)の順番を変える
・食後すぐに席を立つ
・コーヒーやアルコールを控える
・夜更かしをせず、睡眠時間を十分とる
【禁煙による禁断症状】タバコを吸いたい対応策
- 深呼吸する
- 15秒数える(タモリ式禁煙方法)
- 歯を磨く
- 水(冷水)を飲む・氷を口に含む・炭酸水を飲む
- 耳や手のひらのつぼを押さえるなど軽い痛み刺激を与える
- 掃除などの家事や散歩など体を動かす・ウォーキングや体操など運動をする
- シャワーを浴びる・お風呂に入る
- 口寂しさを紛らわす(ガムや干し昆布など)
- 寝る
禁断症状が酷い場合は無理をせずに医師に相談し、禁煙補助薬を使うなどして症状を和らげるのも大切です。
【禁煙による禁断症状】タバコを吸いたい!の体験談
私が禁煙を始めてからの三日間は、ひたすらウォーキングをして、数を数えていました。
お金を持たずに外出してしまえばタバコを衝動買いすることもできませんし、不健康な喫煙とは真逆の健康的なウォーキングをすることで、禁煙の意識がより高まっていたのでは?と思っています。
15秒数えるタモリ式禁煙方法は、私の場合は起きて数時間は効果があったと思いますが、次第に効果が弱まったように思います。
その他に、炭酸水を飲んだり、歯を磨いたり、口寂しさを紛らわすために最初の一週間は常にのど飴を舐めていました。
上に書いた対応策の中で一番効果的なのは、ズバリ、お風呂に入ることだと思います。だって、考えてみてください。お風呂に入っている時に「タバコを吸いたい」なんて思ったことがありますか?私は一度もありません。
禁煙を始める場合は、できれば三連休以上の休みを利用して、いつでもウォーキングに出かけたりお風呂に入ったりできる環境で行いましょう。